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苦しかったときの話をしようか②ビジネスマインド編

 

 本書について

タイトル:苦しかったときの話をしようか

著者:森岡 毅さん

 

著者の森岡さんが娘のために書いていた本書ですが、出版社の人が「これは世に出すべきだ」といい、出版が決定したビジネス書です。ダイヤモンド社の社員の方、ありがとうございます!!笑。

ビジネス書籍にありがちなボリュームを出すための、繰り返しの話などが本書には一切ありません。個人的に重要なことがたくさんあったので①自己分析編②ビジネスマインド編の2部構成(本書ではそのような構成でありません)で書いていきたいと思います。本編はビジネスマインド編になります。

 

面接で緊張しなくなる方法

結論:上手に話す必要はない。大切なのは中身

本書では就職活動やプレゼンテーションにおける時の極意を以下のように結論づけてます。

「伝え方(HOW)よりも「中身(WHAT:何を伝えるか)」こそが、遥かに重要な 意味を持つ

伝え方など多少下手でも良いのです。伝え方は中身に対して相乗効果をもたらせます。中身が0であれば伝え方が50でも0になってしまうということです。ではその中身であるWHATをどう考えるかというと誰に伝えるか、WHOが必要になります。つまり、面接において考えるべきプロセスはこうなります。

誰に伝えるのか(WHO)

→何を伝えるのか(WHAT)

→ どう伝えるのか(HOW) 

  緊張する原因は「上手に伝えよう」と考えがちです。その考えこそが緊張を生み出します。また「上手に伝える」スキルは短期で獲得できるスキルではありません。これは私の会社でも「上手に伝えられる人」=「圧倒的に場数を踏んでいる人」だと思います。なので、まずはWHATをしっかり固める必要があります。

 

自分ブランドを設計する

 このWHO、WHAT、HOWを応用して、自分ブランドの確立をすることでより緊張から解き放たれます。ブランドとはGUCCIフェラーリなどのブランドです。ブランド化することにより商品のイメージを刷り込むことが可能です。GUCCIはアパレル業界を主戦場としていますが、あなたの場合はどこが主戦場になるでしょうか?まずは、主戦場を設定します。そしてその市場に対してWHO→WHAT→HOWとレイヤーをおろしていきます。例えばあなたが就活生だとします。その場合、自己分析で設定した軸に合致する企業が主戦場となります。WHOは相手企業の関係者、WHATは自身の強み、HOWはエビデンス(過去の経験)が該当します。

 私自身、就活時代、ここまで論理立てて作れていませんでした。しかし、逆にここまで仕込めている就活生であればひっぱりだこだと思います。ビジネスにおいて相手の立場に立って考えることが非常に重要なスキルです。この思考法はまさに顧客志向でありどんな会社でも必須です。

 

苦しかったときの話

 ここでは森岡さん自身がP&G時代に精神的にしんどかったことが書かれています。読了後は正直、壮絶な人生、、、と圧巻されてしまいました。そこで得た知見を惜しげもなく公開していただいてます。

劣等感に襲われる日々

 森岡さんはP&Gでも社会人経験で電話をとることができなくなりました。電話がなると思考停止状態になってしまうのです。マーケティング本部配属だったのですがそこで、森岡さんは数学を用いた定量的なデータを扱うのは得意としていました。一方で感覚的な部分、「可愛い」、「女性がどんな気持ちでシャンプーを使うのか」などといった点については全くセンスがなかったようです笑。

 加えてセブンイレブン(7時出社、11時帰社)というかなりブラックな働き方をしてついには携帯電話の音が鳴るだけでも不安感、焦燥感にかられるようになってしまいました。

 ここでの伝えたいことはいかに大変な思いをしたかではありません。誰もが最初は後方スタートということです。最初はできなくても当たり前。そんなことで腐らずにどんどん人のスキルを盗んでいくという貪欲さと時間が解決されると結論づけてます。確かに私も新入社員のとき、非常に劣等感を感じました。三年目の先輩が何百キロも先を走っているようにさえ感じました。しかしながら商談を経験していくと自分との距離はそこまで遠くないことに気づきます。

 

自分が信じられないものを人に信じさせる

 森岡さんはその後、メキメキと力を発揮しブランドマネージャーへと昇格し、初のプロジェクト責任者を任されます。しかしそのプロジェクト、とんでもない案件なのです。1本1980円という高額シャンプーの販売です笑笑。なぜこんなプロジェクトが発足されたのでしょうか笑。ただ、役員命令でやらざるを得ない状況になります。ここでは部下、シャンプーを取り扱うドラッグストアなどの関係者を巻き込んでいきます。ただ、結果は大惨事です。

 ここでの経験で数多くの人を裏切ってしまったという思いだったそうです。何より部下の処遇も決していいものではなかったのです。ここで森岡さんは結果を出すことが何よりも重要であると痛感します。

 プロセスも大事と考えていた私にとっては、耳が痛かったです。確かにプロセスがどうであれ、結果を出さないと会社は給与も出せませんし、ボーナスも出せません。会社と自分はあくまでも雇用関係であり、自分の顧客は会社でもあると思いました。自分がちゃんと顧客(=会社)にとっての価値(=売上)を提供しなければ対価(=給与)は得られません。

 

無価値かのように扱われる

 森岡さんはその後、P&Gジャパンから世界本社へと海を渡ります。そこでは日本人というレッテルでイジメにあいます。会議も英語を早口で話す。プレゼンしようが差し替えられているなどあの大手企業とは思えないことが繰り広げられてます。

 そこでも森岡さんは自分の強みを理解していたため、英語では負けがわかっているのでアメリカの文化に受け入れらるようプレゼンを修正することで顧客、社員の信頼を勝ち取っていきます。

強い人間は、環境に合わせて自分を変えるか、自分に合わせて環境を変えるか、そのどちらかができる

森岡さんは環境に合わせて自分を変えることでプロジェクトを成功へと導いてました。

  「私は自分に合わせて環境を変えていく」を採用しています。森岡さんは血尿などを出しながら圧倒的な成果を出しております。しかしながらそれは自分に対しても相当な負荷(ほぼ限界値)がかかっているように感じました。なので自分の軸がぶれないようにするためにも私は環境を選択していこうと思います。

 

私が過去読んできた本の中も特に濃密な内容で、自己分析も行うとかなり読むのに2週間ほど要しましたが一読の価値ありだと確信してます!

 

 

以上、「苦しかったときの話をしようか②ビジネスマインド編」でした。


 

 

苦しかったときの話をしようか ①自己分析編

 

 

 

 本書について

タイトル:苦しかったときの話をしようか

著者:森岡 毅さん

 

著者の森岡さんが娘のために書いていた本書ですが、出版社の人が「これは世に出すべきだ」といい、出版が決定したビジネス書です。ダイヤモンド社の社員の方、ありがとうございます!!笑。

ビジネス書籍にありがちなボリュームを出すための、繰り返しの話などが本書には一切ありません。個人的に重要なことがたくさんあったので①自己分析編②ビジネスマインド編の2部構成(本書ではそのような構成でありません)で書いていきたいと思います。

やりたいことがわからないのはなぜか

軸を確立させる

 就活の局面や仕事に行き詰まったとき「自分の本当のやりたいことってなんだろう」と思ったことはないでしょうか?多くの人はまだ社会に出ていないからわからないのか。または世の中にはどんな職業があるのかを知らないからなのか、などと外的要因を探してしまいます。そんな問いに対して森岡さんはこのような回答をしています。

問題の本質は外ではなく、君の内側にあるのだ。やりたいことが見つからないのは 、自分のなかに「軸」がないからだ。

 「年収をぶち上げたい」のか「ワークライフバランスの良い会社で勤めたい」だとか人それぞれの軸があり、その軸にあった職業を探す必要があると言うことです。その軸は外的要因から判断していくのではなく自分で確立する必要があります。

 当たり前ですが

 

やってみないとわからない

 なんでも「やってみないとわからない」と反論する方もいるかもしれません。事実、私も「考えるよりやってみながら考える派です」。しかしながら、森岡さんはSelf Awarenessを高めることでわかることがあると発言してます。

"わかる"と言うことは、何がわからないのかを、わかることである。 

 内面については限りなくわかる状態にすることが可能です。それは過去の体験に対して自分はどのように感じていたかをT(=Thinking)、C(=Communication)、L(=Leadership)のいずれかに分類が可能だからです(詳しい分類方法は書籍にて公開されてます。)。自分の内面を最大限可視化することにより、仕事でのミスマッチを少なくすると言う考え方です。

 自己分析については個人的に「メモの魔力」の方が自分にフィットしていたのでそちらを採用してますが、もちろん"T"、"C"、"L"での分類も非常に参考になりました。「自分はコツコツとレベル上げをしてなんらかの実績を出すことがすき(exバスケ、ゲーム、学校のテスト)」と言う自分の好きなことを文章化することができました。

 要するに「自己分析」はやはりめちゃくちゃ重要と言うことです。

 

職業を決めるための材料

人間は平等ではない

 お金持ちの家に生まれた人、そうでない人、運動神経が良い人、そうでない人、当たり前ですがこの世は不平等です。そんな中、誰もが平等にコントロールできることがあります。

君がコントロールできる変数は、①己の特徴の理解と、②それを磨く努力と、③環境の選択、最初からこの3つしかないのである。

自分を理解することで強みが明確になります。その強みを提供できると採用者に伝われば、その会社でさらに強みを磨くことができます(当然、就職以外の選択肢もあると思います)。そこで、パワハラや自分にとって害悪な人間がいれば新たに環境を選択していけばいいということです。

 

資本主義最強の人間

 私は、父がサラリーマンで母がパートの家庭で育ちました。私にとっては「サラリーマンになること」が当たり前であり、それ以外の選択肢は正直考えてもいませんでした。森岡さんは「サラリーマン」だけでなく視野を広げることの大切さを教えてくれます。

資本主義とは、サラリーマンを働かせて、資本家が儲ける構造のこと

 つまり、サラリーマンでその他の収入がない場合、いつまで経っても労働から抜け出せないということです。これに関してはいい悪いではないと思います。ここに関しても自分の軸と照らし合わせ、どんな働き方をすべきなのか考える必要があるとうことです。

 

年収は3つのドライバーで決定する 

 本章では年収を決める法則は3つの大きなドライバーで決定すると結論づけられてます。

ドライバー① 職能の価値

 一言で言うと"レアな人"です。カレー屋の店長より医者の方が給料が高いですよね。

ドライバー② 業界の構造

 こちらは"業界の生産性"を意味します。カレー屋の店長の人は大体同じ年収です。医者も大体同じです。

 ドライバー①、②の両者について言えることですが、自分の努力でどうこうなる話ではないと言うことです。自分の努力で変えるべきところは、「そもそものなんの職能で勝負する」か「とどの業界で勝負するか」の2点になります。

ドライバー③  成功度による違い

  カレー屋の店長でも超絶人気店になれば、年収をあげることも可能です。「さっきと言っていること違うじゃん」と思うかもしれません。しかし、この店長はすでに"レアな人"なのです。代替不可な人材になることで年収をあげることが可能です。

 ここまで読んで私のような凡人はまず①、②の選定をやっていくことからかなと思ってます。その選択した環境での積み上げがおのずと③への一歩になると考えてます。

 

軸作りで大事なこと

(仮)目標設定

 仮でもいいから目標を作ってしまうことです。目的が明確になっていることで、今自分がすべきことも明確になり、どんどん目標に近づくことができます。しかし「将来も目標なんかないよ」と思う方もいるかもしれません。なので本書ではこんな方法が紹介されてます。

具体的な"こと"から発想するのではなく、"どんな状態"であれば自分はハッピーだろうかという未来の理想"状態"から発想すること

あ、これならできそうと素直に思いました笑。「家族を幸せにしたい」のか「とんでもなく有名になりたい」のか理想とする状態を想像してみてください。

 

強みの見つけ方

 冒頭で簡単に触れましたが、過去に好きだったことを「T(=Thinking)、C(=Communication)、L(=Leadership)」で分類していくことです。具体的なやり方は本書をご覧になっていただきたいので"T"、"C"、"L"の簡単なご紹介だけしておきます。

 

Tの人:考える力/戦略性が強み

Cの人:伝える力/繋がる力が強みになる

Lの人:変化を起こす力/人を動かす力が強みになる

 本書で紹介されている自己分析法で"T"、"C"、"L"のいずれかに分類されます。それぞれにあった職種も紹介されてます。ちなみに私はTとCがほぼ同じくらいでした笑。そんな分散型も特徴がないのではなく、「満遍なくなんでもできる器用さがある」メリットと「尖がってない分、消去法が使えない」といったデメリットがあるとのことでした。

 

 

追伸

外的要因を踏まえつつ、あくまでも自分の自己分析による軸にあった仕事選びが大切なんじゃないかと思っています^^

 

 

 

以上、「苦しかったときの話をしようか ①自己分析編」でした。

 

 


 

 

会社にまだまだオフィスは必要だと思う

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 昨今のコロナ状況に伴い、テレワークが活発化し「もはや出社する意味がない」と騒がれていますが、これからもオフィスは必要だと思います。

 

結論:新人教育やブレストには空間が必要

 

新人教育

 ある程度、業務も理解していて仕事仲間の価値観や考え方もわかっていれば、基本的にテレワークの方が楽です。私自身、今となっては基本的にテレワークで会議もWEB会議で運用してます。そんな中、昨日初めて今年の新人A君と対面で会話する機会がありました。そこでオフィスの重要性に改めて気づかされました。

 その新人A君は自分の部署の人でさえ4人しか会ってないそうです(部全体で20人)。教育も全てメール、チャット、電話です。入って何もわからない学生を一から教えるとなるとオンラインは非常に難易度が高いです。そしてなんだかんだ効率が悪いです。

 また、同期とも会えない状態です。以前の記事でも解説したのですが心を許せる仲間がいることは非常に重要です。実体験からも親友がいることはとてもプラスに働いてます。

thinkplace.hatenablog.com

 

ブレスト

ブレストとは、ブレインストーミング(brainstorming)の略で、複数の参加者が自由にディスカッションを行い、アイデアをどんどん出していくことで、新しい考え方や解決策を出していく手法のこと

 また、ブレストのような偶発的なアイデアの発掘などをしていく時、リモートは非常に難しいです。WEB会議は通常の会議より圧倒的に効率的です。その分、雑談なども全くありません(少なとくとも私の会社では)。人とのコミュニケーションによって生み出される価値を仕事としている人はこれからもオンラインの場を活用していくと考えてます。

 

 

私自身も今後はオンラインの力(ITスキル)とオフラインの力(対面コミュニケーション)を鍛えていきたいと思います。

以上、「会社にまだまだオフィスは必要だと思う」でした。

 

SIerの営業とは(直接販売と仕切り販売)

 

【営業は一言では片付けられない】

 営業には大きく直接販売と仕切り販売とあります。その中でも営業スタイルは様々あり一点しか見ていないと営業職についてから「思ってたのと違った、、、」となってしまいます。ここではSIer業界の販売方式と営業スタイルについて説明していきます。

 

【販売方式】

直接販売

 こちらがおそらく想像している営業スタイルかと思います。自らで顧客に提案、契約、納品を行います。こちらは自社のリソースを活用していく営業スタイルです。働く側としてメリット/デメリットを以下に記載します。

 

メリット:エンドユーザーと関われる(購入者の生の感想が聞ける)

 直接、顧客に対して折衝を行い販売をするため、顧客の感想を直接聞ける(褒めてもらったり)と言ったことを経験できます。顧客がどうすれば喜んでもらえるかと言った視点で提案を行うことができるため、やりがいも感じやすいです。

 

デメリット:作業負荷が高い

 冒頭にも記述しましたが自ら提案、契約、納品を行う必要があります。1つ1つの作業は全て自分に責任があります。また、顧客からのクレームも自分に直撃します笑。

 

仕切り販売

 仕切り販売とは直接、顧客に売るのではなくパートナー会社などに商品を売り、パートナーが顧客に商品を売るスタイルになります。(いわゆる代理店営業です)こちらのメリット/デメリットを挙げていきます。

 

メリット:作業負荷が軽い

 顧客に売るのはパートナー会社になるので当然、負荷が減ります。また、顧客のクレームなども販売責任はパートナーになるのでクレーム対応も減り、精神的に楽になります。

 

デメリット:パートナーのレベルが低いと辛い

 仕切り販売であってもエンドユーザーと自社とパイプを持っていることが多いです。つまりパートーナーのレベルが低いと結局、提案もすることになり作業負荷が上がります。しかもパートナーの利益も載せる必要があるため、価格が無駄に上がってしまう可能性もあります。

 

【どっちが良い/悪いの話ではない】

どちらも一長一短あります。直接販売では「顧客視点」を身に着けることができます。仕切り販売では「人の作業を管理するマネジメント力」を養うことができます。身に付けたいスキル、自分の強みに合う方式に合わせて職選びをすることが大切と考えます。

 ちなみに私の会社ではどちらもやります。何社か担当顧客になり、企業Aでは直接販売、企業Bには仕切り販売といった形です。同じ企業でも商材によってわかれたりもします(無形商材は直接販売で有形商材は仕切販売など)。ここは会社によってそれぞれです。なのでまずは自分がどちらに向いているか、どちらの営業がしたかを判断して、自分にあった営業スタイルの会社を選択することがベストです。

 

以上、「SIerの営業とは(直接販売と仕切り販売)」でした。

 

 

 

メモの魔力 〜原体験の発掘〜

 

本書について

タイトル:メモの魔力

著者:前田祐二さん

 今回は2019年のベストセラーである「メモの魔力」を解説します。みなさんは普段、メモとりますか?私はこの本を読む前までは著者が言っている"メモ"は取れていなかったように思います。ただ事実だけをつらつらと書くのではなく知的生産のためのメモの取り方紹介されているので要チェックです。

 

メモによって鍛えられる5つのスキル

 本書ではメモをとることによって鍛えられるスキルが5つ記載されていますがここでは3つの絞って解説していきます。

情報を素通りしなくなる

 「あれ、あの人さっき何言ってたかな?」と思うことや、逆に「今のもう一回、説明してくれる?」と言われることはありませんでしょうか?これは誰もが情報を素通りしているからです。もう一回詳しくと聞いてくる人も「どこまでわかってどこかがわからなかったのか」が不明瞭なので情報が入っていないことになります。記憶の補助としてメモを使うと言うことです。じゃあ具体的にどのくらいとるの?と疑問に思われるかもしれません。結論から言うと相手から発信される情報全てです。

 ここまで聞くとハードル高いなあと感じるかもしれません。しかしながら何度も繰り返し実践することでできるようになります。私も議事録を書くさいは基本的に全てメモしていきます。あとでいらない箇所を削ったり、いい回しを変えていきます。

 

話の骨組みがわかるようになる

 議論の全体像把握=構造化ができるようになります。「今、どこの話をしているのか」が明確になり論点がずれないよう議論をファシリテートすることができます。例えば「売上をあげるには」と言う大項目で議論が展開されているとします。その場合は小項目として「客数」、「単価」、「回転率」などの「どの小項目で議論するか」を決める必要があります。つまり売上をあげるために客数をどう増やすかの話をしている時に単価の話が混じってきてしまっても即座に「論点が変わっている」と気づくことができます。

 ビジネスにおいても論点がずれ始めることは多々あります。私が営業職という職業柄もありますが、メモをとることによって議論を整理して進めていくことができます。議論が逸れると無駄に長い会議になったり、結局、結論が出ずに終わったりしてしまうので構造化は非常に重要です。

 

曖昧な感覚や概念を言葉にできるようになる

 メモをとりまくっていると言語化能力が向上します。メモをするということは、普段何気なく使う「ヤバイね」とは具体的に何がどうヤバイのかを整理することになります。例えば芸能人の不倫がヤバイと言っているのも、「人前に出る立場なのに、、、」という倫理観でのヤバイなのか、「不貞行為に該当している」という法律上、違法に当たると言うヤバイなのかでも議論が変わっていきます。また、自分がどうヤバイと思っているかを整理することで自分の思考のクセもわかります。

 

ファクト→抽象化→転用化

 本書では、メモを書く時に「ファクト(事実)→抽象化→転用化」の順序で書くことが最強のフレームワークであると結論づけられてます。

①インプットした「ファクト」をもとに、

②気づきを応用可能な粒度に「抽象化」し、

③自らのアクションに「転用」する。

ファクトはあった出来事をそのまま書き連ねることです。ポケモンを例に挙げると「それぞれのモンスターには弱点があり、属性に応じて効果が変動する」はファクトに該当します。そこで「相手によって攻撃の仕方を変える」ことが大事だと気づいたとします。これが抽象化です。じゃあどう転用していくかですが、「面接やプレゼンにおいてWho(=相手)によって伝え方を変える」という戦略をとることができます。

 このフレームワークをうまく使いこなすテクニックとして次の観点を盛り込むことが重要です。

【How型】

 目の前の現象にはどんな特徴があるか、ということを深堀りして考えること

【Why型】

 目の前の現象が自分に刺さった理由は何か、ということを深堀りして考えること

先ほどのポケモンの例はHow型に該当します。事象ごとにどちらかの思考法でメモをとることで具体→抽象→転用へと導くことができます。

 ちなみにシチュエーションによってはWhat型を活用することもできます。例えば「空からふる水の粒」と言う具体に対する抽象化は「雨」です。このような標語、キャッチコピー的な能力を養うことができます。他にも抽象化に役立つメソッドが紹介されてます^ ^

 

読了後

自分の考えに対して「なぜ?」と問いかけるようになった

 私は考えるより、考えながら行動する派です。なので考えが浅かったな。。。と思うこともしばしあります。本書を読んでから「なんでこれやりたいんだっけ?」と自分に問いかけることで根っこの感情が湧いてきます。私は継続力や粘り強さがあると思ってました。その長所を深堀りすると「"何もしなかった"という後悔をしたくない」と言う感情があることがわかりました。

ex.

○継続力がある(FACT)

・少しでも偏差値の高い大学に行きたいと思い、大学附属の高校に通いながらも他大学進学を目指した(FACTを裏付ける体験)

➡︎受験しなかった時を想像した時、「受験してれば受かってたかも」と思うのがいやだった。=「やっておけばよかった」と思うような後悔はしたくない

 

 現在、1000問あるメモの魔力を250問以上といて自分といまだに向き合ってます笑(毎日1問だと続けられます^ ^)。自分の新しい一面を発見することができる+今までの知見(成功体験)を新たな活動に転用していくことができるのでとても役立ってます。

以上、「メモの魔力 〜原体験の発掘〜」でした。

 

 

ファッション好きのための副業

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  気分に合わせてコーデを楽しむ方などファッションが大好きな人にとって洋服せどりは相性がいいと実体験を通じて感じてます。今回はその理由を解説していきます。

 

継続しやすい

 何よりいろんな服を見ているだけも楽しいという人にとってせどりの作業が苦ではなくなります。今流行っている人気商品、商品ごとの相場感、仕入れ先の選定せどりでの重要ポイントになります。服が好きであればあるほど、上記の情報は自然と入手できてしまいます。

 またUSED(中古)を取り扱う場合、人それぞれで金額が変わってくるので商品知識があると強いです。※USEDを取り扱う場合は古物商の申請が必要です。(警察署に行けば申請書を入手できます。)

 

情報の仕入れが早い

 そもそも服を買う人であればどこで安く買えるかをチェックしていると思います。セール情報を自然とキャッチしていることはせどりを行うにあたり大きな利点です。私はここ最近ではYohji Yamamotoが1万OFFクーポンを発行していたので、単品で8000円ほど利益出すことができました!他には楽天ファッションを活用しポイントを大きく獲得して利益を出したりしてます。

 

 

顧客志向を捉えやすい

 せどりを行うにあたり顧客志向が求められます。どんな商品説明を行えば売れるのかを模索する作業です。ただ、普段からいろんな服を買っている人はいつも「顧客」な訳です!つまり普段考えていることを文章に盛り込むことで顧客志向にたった商品説明が出来上がりオリジナリティも出せます!

 

欲しい商品が安く買える

 副次的な効果として欲しい商品が安く買えたりします。Farfetch(海外ハイブランド メンズ通販 - Farfetch)やBUYMA(世界を買える 海外ブランド・ファッション通販【BUYMA】)で掘り出し物を見つけることができます。買いすぎは要注意ですが普段のお買い物もお得になります^^

 

 せどりは服を買う準備資金とメルカリなどのフリマアプリ、場合によっては古物商さえあれば簡単に始めることができる副業ですので大変オススメです。

以上、「ファッション好きのための副業」でした。

 

 

 

私の金融リテラシーを爆上げさせてくれた人が本を出しました

 

 日々の生活費を1万以上下げる方法、副業で月2万以上稼ぐ方法など、お金を守る力や稼ぐ力など、お金に関する知識を学びたくありませんか?私にはそんな思いがあったものの、ネットの情報は情報商材だったり、不確かな情報だったりと躊躇してました。

しかし、この方(両学長)の動画やブログをみてかなり再現性が高そうと感じ、実践したところ私にも達成できたことがあり、とても感謝しています。そんな量学長がこの度、本を出版すると言うことで迷わす購入しました。

 

両学長とは?

 高校の時からパソコンを自分で組み立て、せどりやブログで稼いでいるベテラン企業家です。すでに経済的自由を達成し、家族・友人向けに発信をしていたところ反響があり動画・ブログを通じて情報発信をされています。

・高校生の時に起業し、起業歴20年以上。

・現在は経済的自由を達成し、友人向けにYouTubeSNSで「お金の知識」を発信スタート。

動画のナレーションはゴリゴリの関西弁で、金融の難しい話も肩の力を抜いて聞くことができます笑。また、 MindMasterというツールも使用しているため動画の構成もとてもわかりやすいです。 

        

どんな動画?

 基本的にはお金にまつわる話(貯める力・守る力・増やす力・稼ぐ力・使う力)を扱ってます。具体的には「副業で月5万稼げる方法」や「通信費」をタダにする方法などがあります。

 

youtu.be

youtu.be

 

 私自身、せどりで月2万ほど稼げてます(月5万稼げると書いてあるのでまだまだですが笑)。アクションプランまで具体的に書いてあるので本当に実践しやすいです。

 

私達が目指す自由とは

 お金を持つことで自由になれるのでしょうか?お金持ちにも不幸せそうな人はいます。ですが、私は両学長の動画をみて自由になるためにはお金が必要だと思いました。友達と遊ぶためにはお金が必要、家族を養うためにはお金が必要、何か新しいことをチャレンジしたいときにはお金が必要です。

 また、収入の柱を複数作る(サラリーマンの収入・副業)ことで会社に依存することがなくなります。会社のいいなりになることもなくなり、さらに自由へ近づくことができます。

 

で、今回言いたいことは?

 結局、両学長の紹介で終わりましたが、近々「お金の大学」についてレビューをしたいと思います。何が言いたいかと言うと本だけでなく「SNSからも有益な情報を入手できる時代になっている」と言うことです!両学長だけでなく、様々な人から情報をキャッチして自分にとって有益な情報をゲットしてみてください。これが誰かにとって有益な情報となれば大変嬉しいです^^

 

追伸

今は自分が獲得したい情報はネットにあふれている、あとは挑戦するのみです!

 


 

 

 

以上「私の金融リテラシーを爆上げさせてくれた人が本を出しました」でした。