ホームカントリーバイアスに気をつけて!
金融庁が報告した年金2000万円問題が話題になったこともあり、投資を始めようと思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。年金2000万円不足するかどうかは本論ではないので、言及しませんが少なくとも投資をしようと思うことは経済的自由への一歩だと思います!ただ投資の際、気を付けなくてはいけないのが、ホームカントリーバイアスです。
ホームカントリーバイアスとは?
簡単に言うと日本人は日本株に投資する傾向があるということです。
ホームカントリーバイアスは、資産運用において、自国中心になることをいいます。これは、投資家が市場環境など様々な理由によって、国際分散投資に慎重になり、自国市場(国内資産)への投資が厚くなる傾向のことを指します。
えっ、普通日本株じゃないの?と思われるかもしれません。そうともいえない理由を解説していきます^^
分散投資でのリスクヘッジ
投資の世界では分散投資をすることが推奨されています。それは債権、株、不動産といった金融商品での大枠に限ったことではありません。日本株、先進国株、米国株と分散しなければ日本が衰退した時点でかなり苦しくなります。日本だけだとしても株価指数連動のインデックスファンドがおすすめですね。(225銘柄全てに投資していることになるので)。それを日本だけでなく世界に幅広く分散投資をすることでリスクヘッジが可能になります!もちろん好みなので個々人の判断になりますが、個人的には分散投資すべきだと思っています。(以下記事でアクティブファンドとインデックスファンドについて書いてます。)
日本は世界のたった7%に過ぎない
最大の理由として日本の株価指数は世界のたった7%に過ぎないと言うことです。日本のインデックスファンドに投資をしたとしても分散しきれていないのが実情です。あなたがアメリカ人であればまだ状況は変わります。なぜならアメリカの株価指数は世界の57%になるからです。したがって米国のインデックスファンドであれば、十分な分散投資になります。
ホームカントリーバイアスにより日本株だけに投資をすることは、かなりリスクをおった投資手法であることがわかります。もちろん、そんなことは承知で、ハイリターンを望んでいると言う方もいるかと思います。投資はあくまでも自己判断だと思いますので投資をする際の参考になれば嬉しいです^ ^
以上「ホームカントリーバイアスに気をつけて!」でした。