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IT営業に向いている人の特徴3選

 

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 私は新卒から現在までSIer業界の営業職として勤務をしております。実体験として「こんな人は向いている」、「こんな人は出世している」と思ったことを紹介してきます。大手SIerでの実体験になりますのでもしかしたら中小企業やベンチャーでは当てはまらないかもしれません。

 

特徴1 調整業務が得意な人

 SIのサービスを提供する際は様々な関係者の調整が必要になります。具体的には営業・CE(カスタマーエンジニア)・SE(システムエンジニア)・ヘルプデスク・パートーナー会社など大量の関係者がいます。また、SEにも客先に常駐するようなSEやアプリを開発するSEなど様々です。調整することが多いのは以下のようなタイミングです。

提案書作成

 システム構成や詳細な機能をSEに作成してもらいます。なお、最終的に手直しして顧客用に作成するのは営業の仕事です。

社内打ち合わせ/顧客打ち合わせ

 次の提案にむけた打ち合わせ、課題の認識合わせ、現行プロジェクトの進捗確認などどんな打ち合わせをやるかによって必要なメンバーが大きく変わります。打ち合わせ内容が「金額」の話であれば営業だけで問題ない場合も多いです。システムエラーなどのトラブル対応ではSEは必須です。

 

状況に応じてどんな職種が必要で役職はどのレベルまで必要かを適切に選定することがスムーズな営業活動につながります。

 

特徴2 長期的な視点を持てる人

 SIのサービスは長期間に渡ることが多いです。2年間のプロジェクトなんか

も普通にあります。みずほ銀行のシステム統合は19年間かかったみたいですねw

 数万単位をガンガン取ってくるというよりは 何千、何億の商談を確実に取ってくることが求められます。具体的な商談が始まる前に何十万と費用を投資することもあります。プロジェクト完遂の時は嬉しいですが、それまで長期でプロジェクトを回していく必要があります。

 

 

 

特徴3 精神的にタフな人

 IT業界の営業職は基本的に板挟みです。システム改善時には顧客とSEの板挟みです。「顧客からは早く修正しろ」、「SEからはそんな短納期で修正できる分けないとブチギレられる」ことがあります笑。この状況にも同様せず、なぜ時間がかかるかを冷静に顧客に伝えたり、他案件との優先順位の整理によりもう少し早くできないかとSEに伝えたりすることが必要です。論理的に伝えれば納得してもらえます(それでも逆ギレするような人とは関わらないほうがいいです)。

 

これらの特徴に当てはまる人はIT業界の営業で活躍できると思います!

以上、「IT営業に向いている人の特徴3選」でした。